ChromiumをGitでバージョン管理する
お馴染みのバージョン管理ツールGit
Chromiumをバージョン管理する上でもGitを使いたいところですが、Chromiumはcommitするにも一苦労。
Chromiumには先人のGit情報が
Chromiumをビルドするときにgclientのfetchを使ってソースをダウンロードしてきたのを覚えているでしょうか?
gclientはgitベースのツールですので、持ってきたディレクトリの中にはgit管理されていた名残がたくさん残っています。
gitは差分を記録する方式なので、このままcommitしようとすると、一部のファイルのみしかcommitされません。。
Chromiumをcommitするには
なのでcommitするには中のgit情報を削除する必要があります。
ディレクトリの各所に存在する.gitフォルダをすべて削除してしまいましょう。
検索して一つ一つ削除していってもいいですが、 、
$ find ./ -name ".git" -exec rm -rf {} \;
を実行してしまえばディレクトリ内すべての.gitを削除できます。
その後
$ git add . $ git commit -m "your comment" -a
でcommitすればchromiumソース全体をバージョン管理することができます。
変更を保存するときはぜひ利用しましょう。