Chromiumのコードを探る

Chromiumのソースを見てみたい

ソースコードになにか変更を加えてみたい!というとき、
まずはどこに何が書いてあるか調べなきゃいけないですよね。
でも自分で逐一ファイルを見ていくのは流石に手間がかかりすぎる。。

そんなときに役立つ便利な公式サイトを紹介します。

Chromium Code Search

https://cs.chromium.org/

こちらはChromiumソースコードの中から自由に検索ができるサイト。
膨大なソースコードからすぐに検索を行うことができる強力な検索ツールです。

f:id:glycelery:20181025183437p:plain

ソースコードを表示する画面では、

  • クリックで関数の定義にジャンプ
  • ファイル内検索
  • 対象OSの変更

などなど様々な機能が用意されています。

f:id:glycelery:20181025184013p:plain

気になる機能があるときはまず適当に検索にかけてみるのが発見への近道かも。

Design Document

www.chromium.org

こちらもChromium Project内で開発者向けに公開されているドキュメント。
主要な機能を司る部分の構造などが解説されています。
その部分がどのような意図に基づいて書かれているのか、などが解説されている場合が多いので
不可解に見える構造のコードでもデザインドキュメントに一度目を通してみると理解できるかも(?)

大規模だからこそ

Chromiumなどの大規模なソースコードを読み解くためには
まずデバッグするよりも検索ツールを利用したほうが有効だったりもするんですね。